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ワンダとダイヤと優しい奴ら (1988) 2016.05.04

盗み出したダイヤの隠し場所を巡る泥棒たちの駆け引きを描いた英国製ブラック・コメディ。モンティ・パイソンのジョン・クリーズが脚本/主演、同じくパイソンズのマイケル・ペイリンも出演。ダイヤ争奪戦に男女の力学が加味された、いろんな意味で欲望渦巻く脚本が抜群で、複雑な人間模様を巧みに操りながら、先の読めないストーリーがドタバタと展開します。

ダイヤ強盗四人組の紅一点、ジェイミー・リー・カーティスのコメディエンヌ振りが最高で、敵味方問わずに色仕掛けで籠絡し、常に主導権を握っていく姿がハマり過ぎです。彼女の恋人ケビン・クラインはいつも状況を悪化させるだけの脳タリンで、このアホ演技がまた特筆もの。彼はこれでアカデミー助演賞を受けています。シリアスな演技が評価されやすいアカデミーなのに、こんなバカ演技で見事オスカーを勝ち取るとは…。つまりそれほど緻密なバカ演技なのであって、優れた役者のポテンシャルに誰もが息を飲むと思います。

DVDの特典映像には、メインキャスト全員のインタビューや未公開シーンが収録されている他、映画公開時にテレビ放映されたと思われるドキュメントもまるまる収録されていて、充実の内容でした。リハーサルの様子や撮影合間の風景なども面白かったし、だいたいクリーズとペイリンの素の会話なんて初めて聞きました。二人でコントをやっている姿しか見た事がないので。

完成形だけを見ればそれ以外には到底考えられないような個性的キャラ造形や物語の行き先は、脚本段階できっちり計算されていたのだろう、とナチュラルに思っていたわけですが、実際はそんなわけもなく、幾多の試行錯誤の結果だそう。それがこうして理想の着地点に降り立つことになったのは、彼等の才能と努力の賜物なのか。それとも、この映画が本来あるべき姿におのずから行き着いただけなのか。少し奇妙な気持ちになりました。(似たような話を伊丹十三が撮影日記に書いていて、それに共感したことを私は思い出したのです。)


※英国製と上述しましたが、米英合作のようです。UK的なセンスにアメリカ人が絡むというキャスティングもポイント。

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