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70年代ディスコ 2016.03.16

火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いたSF映画、『オデッセイ』感想の続きです。※作品の内容に触れています。


この映画でひとつ面白かったのは、使われていた音楽。

大宇宙が舞台の本格SFサントラとしてすぐ想い浮かぶイメージは、フルオーケストラの壮大音楽、あるいは電子音楽やアンビエント系の神秘サウンドですが、『オデッセイ』で流れるのは主に70年代のディスコ・ミュージック。火星から緊急脱出したクルーが残した手荷物の中に、メリッサ船長お気に入りのディスコ・コレクションが残されていた、という設定なのです。

主人公の火星サバイバル生活という非日常で流れる音楽が、俗っぽくて現世的なディスコ。冷静沈着で知性的な船長がプライベートで聴いていたのが、ホットでセクシーで時代遅れのディスコ。クールで先進的な女性だからこそ、自分にない要素を音楽に求めるのかもしれませんが、本人イメージとのギャップはやはり激しい(笑)。そして、主人公の危機的状況の息苦しさを、ディスコの微笑ましい(?)味わいが好バランスで支えている感じがします。

やがて主人公の生存が確認された時、彼は乗組員たちと久々の文字通信を交わす事になるのですが、ここでもディスコが生きてきます。船長の音楽の趣味がいかにヒドいものか、彼女のコレクションしか聴けない火星生活がいかにキツかったかを訴える主人公の報告は、アクシデントとはいえ彼を置き去りにするしかなかったクルーの自責の念を、おそらく劇的なまでに和らげているのです。

船長のディスコ趣味は、火星における日常⇔非日常の対比アイテムとして秀逸なだけでなく、主人公の生への意欲を示す背景音楽としても文字通りホットな威力を発揮するし、乗組員同士の信頼を裏打ちするユーモアにも一役買うしで、二重、三重に面白いと思いました。



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フランス語タイトルは「Seul Sur Mars」(火星に一人)。中国題は「火星救援」。日本ではおそらく古代神話を意識しての「オデッセイ」で、邦題は他国に比べるとちょっと工夫を凝らしているような気がします。



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