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アパートメント 2016.01.11

今年一発目の映画は、たまたま正月に上映していた『アパートの鍵貸します』でした。2〜3年前に観に行ったばかりだったので迷いましたが、何度でも足を運ぶ価値があると改めて実感。今年の映画生活の幕開けに相応しい一本でした。ちなみに、昨年の締め括りは『ミニオンズ』…。(面白かったです)

今回の新発見は、シャーリー・マクレーンの緻密な演技です。妻子アリの上司と別れようと思いつつ、それでも愛する事をやめられないヒロインの心境を、彼の電話を受ける前にさりげなく髪を直すという仕草でほのめかす。本人の役作りなのか、ワイルダー監督の演出なのかは知りようもないですが、さりげなく巧い。細か過ぎて今まで見落としていました。

そして、ジャック・レモンさすがに上手だなあと思います。実際にこんな立ち振る舞いの奴がいたら、さぞイタかろう。そう思わせるほどにデフォルメされた演技なのに、滑稽さより先に言い知れぬ悲哀が漂うという不思議。それも計算されているのか、それとも彼の資質なのか分かりませんが、後年にシリアス演技で活躍するのも、さもありなんと言った趣きです。よく聞く話ではあるけれど、人を笑わせる事ができるなら、泣かせるなんて簡単な事なのかもしれません。

この青っぽいポスター好きです。デザインを見て再認識しましたが、ピッタリ合わなければ扉は決して開かないという「鍵」の性質と、唯一無二の相手との「恋愛劇」を結びつけるという脚本の基本思想が抜群です。鍵それ自体がフロイト的にロマンスを示唆しているのも明らかですから、そうやって無意識に訴えかけてくる暗示も含めて、つくづく良く出来た物語だと思います。

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