私も、これでいて音楽業界の最末席を汚している者ですが、つくづく運が良かったなと思うのは、「音楽は顔でする物ではない」という点でしょうか。この世界には、「ギターはカオで弾く」などという慣用句もありますが、これはあくまでライブ・パフォーマンス上の事。スタジオでアルバムを制作する時には、基本的にカオは関係ないものなのです。
このニック・デカロも私と同じ事を思ったかどうかは分かりませんが、それはさておき"Italian Graffiti"、カオと関係ナシに生まれた傑作!AORの原点的な一枚として、関係筋では崇め奉られている様です。アレンジャーとしてトミー・リピューマ等と仕事をして来たという彼のセンスの良さ、そして音楽に対する精妙な感性が見事に発揮されています。
本作は当時の人気曲を取り上げたカバー・アルバムで、元々シンガーではない(と思われる)彼のボーカルは正直ヘロヘロ。でも、なぜだかそこが良い。いくらヘロヘロ・ボーカルとは言っても、当然ですが音楽の事をよく分かっているからツボは外していない、という事でしょうか。自身でダビングしたコーラス・ワークも最高です。(コーラスも結構ヨレヨレ。でも、なぜだか素晴らしい。)演奏や編曲の良さばかりでなく彼の歌声に、えも言われぬ味わいがあります。
歌がヘロヘロでも良い音楽が作れると言う事を実証してくれた、カオにも声にも恵まれないミュージシャンには本当に嬉しい一枚(違)。真面目な話、実に感動的なアルバムです。

同感の上、愛聴版でございます。
改めて見ても、なかなか凄いですね。
僕的には、これかヤマタツのアレかが
2大アルバムかと思っております(笑)
なんといっても、コーラスが素晴らしいですよね。1曲目「under the jamaican moon」から6曲目「angie girl」までが特に好きで何度でも聴きたいです。
このジャケットの顔が所謂男前だと逆に印象が良くなかったりということがあるかもしれませんね。内容を知っている者にとって。
ジャケット含め、とても愛せます。
あの時「音楽は顔でするものではない」という事に気付いていれば、私の人生も変わっていたと思う(笑)
もっと前に、このアルバムと出会っていたら・・・・・・・
TB何回か送りましたが不調なので、
http://home-and-human-navi.blog.ocn.ne.jp/genki100/2008/02/italiangrafitin_5088.html
>ワイズマンさん
あの振りむいてる奴ですね。ポップな絵柄
なのに、実に怖いですよね。
ほんと、カオは一切関係なさそうです。
良かった良かった。
>染谷さん
コーラス、いいですね。顔もそうですが
歌がバリバリに上手かったら、それはそれで
ヘンかもしれませんね。カオカオしつこいですか。
おっしゃるとおり、アルバム前半が好きです。
>whiteさん
私、最近やっと出会ったところです、
このアルバムに。LampのS谷さんに
教えてもらいました。
一番好きなトラックを挙げたら
やはりall i wantでしょうか。
TB不調とのこと、すみません。
よろしければまたトライして下さい。
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