昭和10年頃の東京の街並映像です。「風と共に去りぬ」全米公開の約4年前。
http://www.youtube.com/watch?v=azcJCLrwU74日頃見かける戦中や戦前の映像は一般に状態の良くない物が多く、大概は「遠い昔の話」という雰囲気が立ちこめています。そういった風景を見ても、我々の毎日とはかけ離れた別世界の事の様に、ついつい思ってしまう訳です。
しかし、この映像はカラーで質も良く、古臭さを全く感じさせない。立ち並んだビル群の都会的風情など、ある意味今と変わらないですし、行き交う人の立ち振る舞いも、当たり前ですが現代のそれと同じです。
先人の日々の生活が、現代人の暮らしと確かに連続している事を痛感します。


昭和10年のモノとはにわかに信じ難い街並
最近、ジャズ・メッセンジャーズの「モーニン」をよく聴いています。
ジャズを好んで聴いている方には今更でしょうが、ベニー・ゴルソン作曲の"Along Came Betty"は本当に名曲。ゴルソンの真髄を若い頃はイマイチ理解できていなかったように思うのですが、自分でも真面目に曲作り(ジャズじゃないけど)に取り組むようになってから、彼の偉大さが身に染みる様になりました。
wikipediaによると、ゴルソンはスティーヴン・スピルバーグ監督の「ターミナル」に重要な役柄でカメオ出演しているとの事。未見なので、また観てみたいものです。ジャズ・ミュージシャンの映画出演と言うと、「ラウンド・ミッドナイト」ではサックス奏者役だったデクスター・ゴードンが、ロビン・ウィリアムス&ロバート・デ・ニーロ主演「レナードの朝」で、入院患者の一人を演じていたのを思い出します。

先日の大阪国際女子マラソン。うたた寝しながら音声だけ聞いていたので実質ちゃんと見てはいませんが、ゴール直前だけは画面を確認。マーラ・ヤマウチさんが優勝という事で、ヤマウチと言えども日本人じゃなさそうだし日系人かな、と調べてみたら、日本人の旦那さんを持つれっきとした英国人とのこと。しかもマーラさん、肩書きは英国外交官なのだそうです!(現在は休職中。)
エリート街道を邁進しながらもそれを投げ打ち、自分の夢を追求する姿。これにはちょっと胸を打たれました。日本語も堪能とのことで、その点も親しみが湧きます。
マーラ・ヤマウチ・オフィシャルブログ
http://marayamauchi.blogzine.jp/japanese/ところで、寝ぼけて実況音声を聞いていたら「フクシが、フクシが」とアナウンサーが連呼するので、落合監督のセガレの福嗣君がマラソンに挑戦しているのかと思いましたよ。


青山にある某老舗和菓子屋(創業500年)の羊羹を頂きました。

酒を飲まぬ代償として甘いもの好きに生まれついた私ですが、羊羹ばかりは甘ったる過ぎて普段はあまり好みません。しかし上質の品は甘みが自然で、小豆の香りと味わいが充実していますね。羊羹をこんなにウマいと思ったのは、実に初めての経験でした。
wikipediaによると、羊羹の起源は文字通り中国料理の羊スープの煮こごり。材料を小豆で代用する様になったのは、日本に伝わって以降だそうです。


近所にお茶を飲みに行って、数年振りにルイボス茶を頂きました。赤い色が印象的な南アフリカ産の飲料。
ルイボス茶には抗酸化作用があるとのことですが、何よりもノンカフェインというのが有難い。医学的に証明されている訳ではないようですけれども、他にもいろいろと効能があるようですし、とにかく美味いので、少し続けて飲んでみようかと思います。
( ´ー`)っ旦


今年の年末公開が決まっている007シリーズ第22作目のタイトルが、"Quantum of Solace"に決まったと発表されました。ちなみにこのタイトルは、イアン・フレミング原作の同名短編からとられているそうです。(小説の訳題は「ナッソーの夜」。)
情報元:
http://news.yahoo.com/s/ap/20080124/ap_en_mo/movies_bond_film
90年代以降の007シリーズ邦題は、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」とか「ダイ・アナザー・デイ」とか「トゥモロー・ネバー・ダイ」とか、全てカタカナ・タイトルばかり。それも、日本語的にかろうじて意味が通じるからこそギリギリ許されていたと思うのですが、今回ばかりは「クワンタム・オブ・ソラス」じゃ意味が通らない。この機会に、60〜70年代の頃の様な「日本語らしい」邦題がつくことを期待したいところです。(例:「007は二度死ぬ」、「女王陛下の007」、「私を愛したスパイ」etc...)

昨年日本でも公開された"Scoop"(タロットカード殺人事件)に続くウディ・アレンの最新作、"Cassandra's Dream"(邦題は当然未定)が全米で公開中だそうです。出演はユアン・マクレガー、コリン・ファレル、トム・ウィルキンソン等。ポスターの雰囲気から感じられる範囲では、前々作「マッチポイント」的なシリアス作品と予想されます。日本に来るのは、きっと来年以降でしょうねえ。
トム・ウィルキンソンと言えば、彼が助演していた「エターナル・サンシャイン」は抜群に面白かった。パット・メセニーが"The Way Up"を作るにあたって影響を受けたとされる一本で、映画表現としての時間軸の扱いが極めてユニークです。


近年では最も気に入っている空耳のひとつ、ジョアン・ジルベルトの歌う「ヂサフィナード」です。以下URLにて。
http://www.youtube.com/watch?v=mfZ0mmKJF9UHAHAHA...

"Noites com Sol"は、フラヴィオ・ベントゥリーニの1994年作品。80年代に作られた彼のリーダー・アルバムはミナスの香りの強い仕上がりでしたが、90年代に入ってからのフラヴィオはAOR路線に転身。「ミナスらしさ」を求めるファンにはあまり人気がない一枚のようですが、そこに拘泥せずに聴けば、これはこれでえらく完成度の高い名作。
本作の目玉は、ミナス音楽を代表する一曲とも言うべき、"Clube da Esquina II"のカバー・バージョン。ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、そしてマルシオ・ボルジェスのペンによるナンバーを、洗練されたサウンドで美しく聞かせます。そこから感じられる煌めきや透明感は、夜空の下に佇むフラヴィオの姿を捉えたジャケットとピッタリのイメージ。
2008年1月現在、
フラヴィオのmyspaceで、この"Clube da Esquina II"を聴く事ができます。

Noites com Sol

「ファミリー・プロット」は、巨匠ヒッチコックが最後にメガホンを取った1976年作品。1960年代半ば以降はあまり振るわなかったヒッチコックですが、遺作となった本作はユーモラスで軽妙な犯罪ドラマで、かなり味のある仕上がり。
●莫大な遺産の相続人を探し出すよう大富豪から依頼された霊媒師&タクシー運転手のカップルと別の悪人カップルの二組の犯罪模様が、ひとつに交錯していくストーリーが面白い。従来のヒッチコック名作に見られた物とは一風変わったコミカルかつコケティッシュなヒロイン像も独特ですし、二枚目スターが一切登場しないのも風変わり。
●バーバラ・ハリス、ブルース・ダーン、ウィリアム・ディヴェイン、カレン・ブラックという個性的な四人が主演級で出演。バーバラを覗く三人は現在もハリウッドで活躍中で、DVD特典のドキュメント映像にも顔を見せますが、今は俳優業を行っていないバーバラだけは登場せず。ちょっと残念。
●昔この映画を観た時は「ヒロイン(バーバラ・ハリス)がえらくブサ○クだなあ…」と思っていましたが、今回はなぜかチャーミングに感じてしまったのは不思議です。とにかく、従来のヒッチコック・ヒロインにはあまり見られない人間臭さが特筆もの。グレイス・ケリーやエヴァ・マリー・セイント等のクール・ビューティをごぼう抜きして、私の中のヒッチコック女優ナンバー・ワンに躍り出ました。
本作以外ではバーバラの出た映画を観た事はない、と思い込んでいたのですが、調べてみたらフランシス・コッポラの「ペギー・スーの結婚」で見ていました。(昔なので覚えてないけど。)更に、ロバート・アルトマンの「ナッシュビル」にも出演している他、ブロードウェイ時代の60年代にはトニー賞も穫っているそうです。

左がバーバラ・ハリス、奥がブルース・ダーン、右がカレン・ブラック
●有名な車のシーン(ネタバレにならぬよう、「車のシーン」とだけ言っておきます)のスリルとスピード感は、さすがヒッチコックと唸らされる出来映え。今回、約30年振りに観ましたが、現代の映画の早いテンポに慣らされた我々の視点でも十分鑑賞に堪えうる名場面です。
●音楽はジョン・ウィリアムス。スピルバーグの「ジョーズ」を手掛けて脚光を浴びていた直後で、「スター・ウォーズ」の約一年前です。彼がヒッチ作品にこうして関わっていたとは、今の今まで知りませんでした。宝石が目映く光り輝く場面や降霊の場面などでは美しく幻想的なサウンドが冴えていますし、緊張感を要求されるシーンのヒッチコック「らしさ」も良かった。改めて、この人の映画音楽はイイなあと思わされました。
●ラストが本当に素晴らしい。過去のヒッチコック作品にはなかった、ちょっと意外でお茶目なカットで終わります。映像にピッタリ合った音楽と相まって、この粋なエンディングが実に心地良い余韻を残します。製作時には、本作が監督の遺作になると誰も予期していなかったそうですが、結果的には、彼の最後の作品に相応しいウィッティな締めくくりになっていると思う訳です。


事務手続きで最寄りの警察署に出向いたところ、窓口の脇にニコニコ首振り人形(と私が命名)が置いてあり、ちょっと和みました。
コンビニで強引な身体検査、あるいは車内の違法薬物チェック、通行中に突然交番に呼びつけられるなどなど、警察の方々の理不尽な仕打ちを度々受けて来た私は、正直彼等に苦々しい思いを抱いておりました。外見で人を判断すんなよ、と。こちとら、年頭にイタリア語習得を誓う様な善良小市民なのに。
しかし、他人は己の鏡とも申します。私の中の暗黒面が知らず知らずの内に現実に投影され、斯様な体験を招いたのだとすれば、今後はこの人形の様な笑顔で無垢に生きて行こうとかとも思う訳です。(ま、元から普通に無垢なんすけどね。)
尚、窓口のおっちゃんは非常に親切でした。
GIFアニメ工房で作成しました
修理に出していたカー・ステレオが戻って来ました。
年末年始を挟んだのでなかなか修理に出せず、都合一ヶ月程はカーステなしの状態でした。久々に車内で聴く一発目は、パット・メセニー・グループの「ファースト・サークル」。一曲目の素っ頓狂マーチが聴きたくて聴きたくてたまらなかった…。そんなに聴きたけりゃ家で聴けばいいだけの話ですが、どういう訳か車で聴いた方が感動するので。(なぜ???)
ところで今更ながら疑問なのですが、「ファースト・サークル」とは何の事ですか?

草刈正雄とナベサダが出演した男性用化粧品のCM映像集。70年代後半から80年代半ば頃のモノを集めていると思われます。以下URLにて。
http://www.youtube.com/watch?v=VYhI8iiuw4g自分の記憶に最も残っていたのは、「第三の男」バージョンと「オレンジ・エキスプレス」バージョン。これを見ていた頃はジャズもクロスオーバーも知らず、後にこういった音楽にハマることになろうとは夢想だにしていませんでした。


「エネミー・オブ・アメリカ」は、ウィル・スミス主演の1998年作。国家安全保障局のおエライさんが犯した議員殺人を巡り、その現場を収めた映像を所持する事になった主人公が、ハイテクのスパイ衛星での追跡を受けつつも必死の逃亡を図る!

まず、悪役を演じる名優ジョン・ボイトが良し。60〜70年代にはナイーブな若者イメージの強かったボイトも近年は立派な悪人ヅラになり、インテリで冷酷なワルの役がすっかり板についた様子です。(いまや娘の方が有名かもしれませんが、アンジェリーナ・ジョリーはジョンの実の娘です。)
更に、国家の陰謀に巻き込まれた主人公の窮地を救う情報屋、巨匠ジーン・ハックマンがまたまた頼もしくカッコいい。同じハックマンが主演して盗聴屋に扮した「カンバーセーション盗聴」を彷彿とさせる役柄が、ファンにはたまらなく嬉しいです。その点だけでも見る甲斐のあった映画でした。製作側は、観客が「カンバーセーション〜」を連想する事を明らかに狙っているものと思われます。(劇中で「カンバーセーション〜」のスチル写真も使われている。)
一頃、「話題作を見れば必ずジーン・ハックマンが顔を見せる」という傾向が明らかに見受けられましたが、確かに彼が登場すると映画の格調が数段上がります。一方、「エネミー・オブ・アメリカ」公式サイトの製作秘話によると、ウィル・スミス主演で軽い映画になることを危惧したハックマンは、当初なかなか出演に応じなかったそうです。
物語の設定といい語り口のテンポといい、本作は極めて現代的な映画ではあります。しかし前述の通り、アメリカン・ニュー・シネマの時代から活躍するジョン・ボイトとジーン・ハックマンの変わらぬ現役振りも印象的な一本であり、彼等の古いファンに強くお薦めしたい作品です。

イヴァン・リンスの黄金時代確立に大きく貢献したピアニスト/アレンジャー、ジルソン・ペランゼッタの演奏を、ソロ・ピアノを中心に4曲聴くことができます。(ビッグバンドでの演奏もあり。)彼のmyspaceにて。
http://www.myspace.com/gilsonperanzzetta上記には、イヴァン・リンスと共作の"Love Dance"や、ドリ・カイミと共作の"Obsession"などの有名曲がアップされています。これらが収録されたアルバム、MPBスタンダードをソロ・ピアノでプレイするという企画の"BANDEIRA DO DIVINO"も、以下で入手可能な様です。
http://diskunion.net/latin/ct/detail/BR2679

Gilson Peranzzetta
レンゲを使う文化のない家庭で育った為だと思うのですが、右手で麺を食べながら左手でスープを飲む事ができません。なので、麺を全て食べ終わってからレンゲに持ち替えています。人並みに「右手に箸、左手にレンゲ」で食べてみたいと試みてはいるのですが、どういうタイミングで左手を使ったらいいのか分からないまま、麺を食べ終えてしまいます。
左手が的確に使えないということは、もしや右脳の問題なのか。


家人の古い友人が結婚することになったそうです。なんでも、式はヨーロッパの某国で挙げるかもしれないとの事。「来れたら来てね〜」(恐らく旅費自己負担)と明るく言い放たれたそうです。
Nさん、この度はおめでとうございます!


超有名盤。今更ベタかもしれませんが、セルジオ・メンデスの多くのアルバム群の中では、やはりこれと"Look Around"を一番よく聴いています。選曲が良いしリズムはタイト、女性ツイン・ボーカルはオシャレだし男性コーラスも洒脱、アレンジも巧いしジャケットも好み。言う事なしです。
歴代セルメン・メンバーの中には、後にスタジオ・ミュージシャンとしての活動やジャズ系セッションで名を馳せる人達もかなり含まれており、彼等の演奏能力の高さにも自分は惹かれているのだろうと思います。セルメンの熱狂的信者という訳では決してないのですが、高い音楽性を実現すると同時にリスナーに娯楽色の強いサウンドを提供するというスタイルには、強く共感します。ある意味、こうありたいものです。正直、最近作のヒップホップ融合はあまりピンと来ませんでしたけれども、まあそれは好みの問題ということで。

今更ですが、平成もついに20年目に突入なんですね。普段は西暦を使う事が多いので、ちょっと無頓着でした。小渕さんが「平成」の文字を掲げていたのが、つい昨日の事の様です。
昭和が終わった直後に車で皇居近くを走っていたら、過激派と間違われ停められて、職務質問されたのを思い出します。積んでいたコンガが、バズーカ砲だかミサイル発射台だかに見えたとか見えなかったとか。(実話)
一寸の光陰、軽んずべからず。


2008年11月7日世界公開予定の007シリーズ最新作(タイトル未定)のボンドガール、ウクライナ出身のモデル/女優、オルガ・キュリレンコに決定したようです

前作「カジノ・ロワイヤル」は何から何まで最高で悪い所が全く見当たらない出来映えだった、と言いたいところですが、実はひとつだけ(ブログには書かなかった)残念ポイントがありました。それは、ボンドガールが私好みではなかったという事。バーバラ・ブロッコリ(=製作者)には、「オメエの為に映画作ってるんじゃねえんだよ」と言われそうです。
尚、バーバラの父親アルバートも含め、このブロッコリ一族は007映画製作を手掛けるのみならず野菜のブロッコリーを普及させた方々です。

で、ブロッコリーの事はまあよいとしてキュリレンコさんですが、こんな方です。

どうですか。素敵な方ですね。私的には「リビング・デイライツ」(1987)のマリアム・ダボ以来のヒットな予感ですが、何を言っているのか分からない方、どうもすみません。(歴代ボンドガールの中でも、マリアム・ダボの人気は低い方だと思います。)ちなみに、サブのボンドガールはイギリス出身のジェマ・アータートンだそうです。あとは、映画タイトルがどうなるか楽しみ。

新聞記事より、森光子30代のブロマイド。
(情報元:にっけいしんぶん新聞)
若い頃は(若い頃から)お綺麗でしたね。森光子さんとか、もう故人ですが淀川長治さんとか(なぜか「さん」づけ)、なにしろ自分が物心ついた頃から全く印象が変わらないので、驚いたと言っては失礼ですが実際驚きました。彼女にも、当たり前ですが青春の日々があったのだなと改めて実感です。

ウェイン・ショーターの"The Three Marias"のライブ映像 in 1995。1985年リリースの"Atlantis"に収録されていた名曲です。とにかく、この曲のテーマが大好きなのです。ベーシックなモチーフをどんどん発展させていく凝った曲作りと、リズムアレンジが素晴らしい。ベースに、ウェザー・リポート時代の盟友アルフォンソ・ジョンソンが参加しています。以下URLにて。
http://www.youtube.com/watch?v=QgggmB8Xons


アルフォンソ・ジョンソン

現在は入手困難気味の名盤、"Atlantis"
パット・メセニー・グループのサウンドの要であるライル・メイズが、1993年に作ったリーダー作。確かソロアルバムとしては三枚目の作品で、初めてピアノ・トリオというフォーマットをとっています。
パット・メセニー・グループ(PMG)のサウンドにはライルのセンスが相当に注入されていると思われる訳で、そんな彼のリリシズムがここにも満ち溢れています。美しいアルバム。PMGでのライルの演奏に魅せられている方は必聴だと思います。ドラムはジャック・ディジョネット、そして過去のライルのソロ作に度々登場しているマーク・ジョンソンがベース。ライルのオリジナルに交えて、トリオ・インプロビゼイションやらスティーブ・スワロウの"Falling Grace"やらが演奏されています。
ライル・メイズのスタイルはかなり独特で、このジャンルでは他に類を見ないオリジナリティがあると思うのですが(詳しくは知らないが現代音楽などの影響?)、PMGのサブとしての仕事が多い中、どうしてもメセニーの陰に隠れてしまいがち。それがどうにももったいないです。自分のバンドでツアーとかアルバム制作とかしないのでしょうかね。今はメセニーもソロ・プロジェクトに打ち込んでいて、PMGはお休みのようですし。

テレビをつけたら、さかなクンが新年早々ハイテンションで出演していました。彼は、普段からあの調子なのでしょうか。自宅では「今晩も魚? 毎日仕事でサカナサカナなんだから、家で食べる時くらい肉にしてよ、もう…」とかブツクサ言っているとしたら、それはちょっとイヤだなと思いました。
ちなみに、彼の高い専門性には強い尊敬の念を抱いております。仮にあのキャラがテレビ用で、素顔は寡黙な青年なのだとしたら、そのプロフェッショナリズムに敬意を表して尊敬度は更に三割り増しです。


2008年の手帳はどれにしようかと迷った挙げ句、
ほぼ日手帳に決めました。1ページで一日、見開きで二日分という、比較的余裕のある書き込みスペース。

実は昨年は、更に余裕の「見開きで一日分」の手帳を使っていました。思いついた事はどんどん書きこんで、日常を記録したりアイディアを練ったりして行くつもりでしたが、毎日毎日そんなに沢山書き込む事も思いつかず、ほとんど真っ白で一年が終了してしまいました(呆然)。手帳ライフという観点では非常に不完全燃焼な一年でありました。
それでも今年も、「思いついた事はどんどん書きこんで行こう」と、どこかで聞いた事のある目標を懲りずに掲げ、それでも昨年の反省も踏まえて「見開き二日分」となった次第です。
昨年の手帳は厚くて大きく携帯するのも大変でしたが、ほぼ日は文庫本サイズで持ち運び便利なのがまず良し。

ご近所さんに、和菓子を頂きました。買い物から帰って疲労困憊したところでワクワクしながら開けてみたら、小さなモナカがいくつもいくつも。蚕の繭によく似たまゆ最中でした。一口サイズで、気軽にウマいです。


IKEAでタンスを買いました。
子供の頃にイングマール・ベルイマン(註・スウェーデンの映画監督)に魅せられた私でしたが、数十年後にこうしてスウェーデン製家具を購入することは予期しておりませんでした。短波ラジオでスウェーデン国営放送も聴いたなあ、そう言えば。という訳で長年に渡り、スウェーデンには密やかに憧れを抱いておりました。
それはさておき、タンス。恐らく相場よりも安いので、「こりゃええわい」とイソイソ購入したまでは良かったが、重くて重くて車から家に運び込むまでにひと苦労。見知らぬ通行人の方が「お手伝いしましょうか」と声をかけて下さるほどに悪戦苦闘。こんな重いモノは人生で初めてでした。全てを投げ出して失踪しようかと思ったほどです。これでしばらくはタンスを見るのもイヤになり、その後一ヶ月に渡り放置。
〜〜〜1ヶ月経過〜〜〜
ついに観念し、サテそろそろ組み立てるかと重い腰を上げて作業を開始したが、あまりのパーツの多さに目眩がして、早くも一時中断。呼吸を整えた後に説明書と首っ引き。さすがIKEA、多国籍展開するグローバルな企業だけあって、説明書はイラストのみで構成されたシンプルなシロモノ。国を問わず理解できるようにと、文字が一切ありません。しかしそのソフィスティケイトされたマニュアルがアダとなり、不明点をIKEAに電話問い合わせするハメに。(親切に対応して頂きました。)結局、完成まで約三時間を要す。二人掛かりでこの時間ですから、一人でやったら丸一日かかったかもしれません。

タンスの組み立て説明書
IKEAの商品は、なんといってもリーズナブルなプライスが魅力ですが、運搬から組み立てまで全て自身で行わなければならないので、全くもって油断がなりません。(註・有料の配送サービスあり。多分、組み立てサービスも。)私の様な生活IQの低い人間にはあまりにも手強い店だと、そんな事を痛感した冬の日の出来事でした。

涙と汗の完成品です

年頭にあたり今年の目標を、自分に言い聞かせる意味も含めて列挙します。

●まず、現在制作中の新CDを立派に完成させることです。捻りも何もなくてすみません。レコーディングは九割方終わっているので、あとは細かい詰めの作業を徹底する。お客様により一層エンジョイして頂ける物を目指します。
●今年の半ばにはCD完成すると思うので、出来れば年内には次の制作機会を獲得し、曲作りなどの準備に入りたい。(そして2009年中には次作を完成させたい。これはもはや来年の目標ですが。)
●イタリア語に取り組む。(昨年アッサリ挫折したので。)ただし、イタリアに行く予定は全くありません。
●態度の良くない店員に遭遇しても文句を言わず不機嫌にならず、徹頭徹尾、愛想よくする。
●タモリ倶楽部「空耳アワー」に投稿し、手ぬぐい(あわよくばミミカキ)をもらう。

2008年最初に聴いた音楽は、エリス・レジーナの"Como e Porque"でした。1969年作品。彼女の事を初めて知ったのは、既に彼女が亡くなった後の話。ナベサダが「エリス」というアルバムを80年代末にリリースした時でした。
本作には、エグベルト・ジスモンチ作曲の"O Sonho"(フローラ・プリムの1stアルバムでは、英詞を付けた"Moon Dreams"として歌われている)やミルトン・ナシメント作曲の"Vera Cruz"など、多くの若手作家の作品が取り上げられていますが、なんといっても一番好きなのはエドゥ・ロボ作曲の"Casa Forte"です。ロボ本人のバージョンではある種の陰鬱な空間が繰り広げられていますが、エリスが歌うとまたひとつ世界観が変わって面白い。
どうでもいいのですが、家人がこのアルバム中に「空耳」を発見。今年はいよいよ投稿してみるつもりです。手ぬぐいでいいからなんとか貰えないものか。本年の目標のひとつ。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
皆様の幸せな一年をお祈りします。

