ブラジル出身のパーカッショニスト、アイアートがワーナーから出した70年代後半のソロ・アルバム。収録曲の多くをマルコス・ヴァーリがアレンジしており、彼のカラーが色濃く出ているところがポイントです。アジムスの「パルチード・アルト」なども取り上げられていて、日頃ドシャメシャに叩いている(←褒め言葉)アイアートのアルバムにしては比較的ソフィスティケイトされた路線の作品になっていると言えましょうか。とは言え、最後の一線でどこか下世話(←褒め言葉)な感じが漂っているのがやっぱりアイアートらしくもある。とにかく、一曲目の「アマジョウル」のコーラス部分など、いかにもマルコス・ヴァーリらしい風情に溢れていて非常に好きです。
Airto "Touching You... Touching Me"それにしても、アイアートほど自己のリーダー・アルバムを頻発したパーカッショニストも珍しいですね。大体は裏方に回ることの多い楽器。ジャズ・フュージョン界に名パーカッショニストは多かれど、自己のグループを長年に渡り維持する(そしてコンスタントにアルバムを作らせてもらう)というケースはかなり稀のように見受けられます。まあアイアートの場合は嫁さんが歌手(フローラ・プリム)という事が大きなアドバンテージになってはいるかもしれませんね、ソロ活動を続けるにあたっての。
デイブ・グルーシン、リー・リトナー、デイブ・ヴァレンティン等々のGRP関連アーティストが一堂に会し、1984年頃に行なったスタジオ・ライブの模様を収録したアルバム。同じセッションを収録したDVDも出ています。グルーシンの代表曲のひとつ、"Mountain Dance"のライブ・バージョンが聴けるのが嬉しい一枚です。既に亡くなってしまったドラマーのカルロス・ベガのプレイが元気。全体的に「渋さ」よりもカラッとした「明るさ」が感じられる仕上がりになっているのはこの人の演奏の質によるところが大きいと言えそうです。サックス奏者でありキーボーディストでもあるラリー・ウィリアムスもマルチな才能を発揮しています。
シンセの音色や録音の質が極めて80年代的なところに時代を感じさせはしますが、一時代を築いたGRPの確かな足跡を記録したアルバムと言えましょう。
そう言えば、一年近く前に婚約を発表したリトナーと杏里ですが、その後ケッコンしたのですかね?

ヒッチコック映画の中では駄作の部類に入れられている「引き裂かれたカーテン」ですが、これまで何回も観ている位に好きな作品です。主演はポール・ニューマンとジュリー・アンドリュース。当時ミュージカル・スタアとして絶頂のアンドリュースに歌を歌わせないという贅沢さよ。彼等が鉄のカーテンの向こう側、東独に潜入して機密を盗みだそうとするというスパイ物で、本職のスパイではない素人が任務に就くだけにハラハラ度合いも増すという趣向になっています。
唯一残念なのは、音楽担当がヒッチコックの名パートナーのバーナード・ハーマンでないところ。確かこの映画の製作段階でケンカ別れしたのではなかったかと思います。
フランス版のポスター
今年の花粉症はとてもとてもラクでした。花粉症歴30年以上を誇る私ですが、こんなに楽だった年は初めてではないでしょうか。例年の症状を100とすると、今年は20〜25位の感じ。これはひとえに私の努力と摂生の賜物、ではなくて単に飛散する花粉量が少なかったというだけの事なのですが、何にしても毎年これくらいだと有難いです。
とは言え、実際は花粉が悪者な訳ではなくてあくまでも自分の体質の問題ですから、少しづつ改善していきたいとは思っております。などと殊勝な事を言って見せつつ、いつの日か花粉の飛ばない地方に移住出来たら最高ですね。

ジョージ・デュークの数多くのアルバム群の中でも最も人気の高いと思われる1980年の一枚。ミルトン・ナシメント、フローラ・プリム、シモーネなどのブラジル人シンガーをフィーチャーした楽曲が収録されており、これらは言うまでもなく素晴らしいのですが、一方でジョージ・デュークのファルセットがリード・ボーカルをとる曲がまたオイシイ。
バックはリッキー・ローソン(ds)、バイロン・ミラー(b)など当時のジョージ・デューク・バンドの面々と、ロベルト・シルバ(ds)、トニーニョ・オルタ(g)等のブラジル人ミュージシャンが各々務めていて(時には混成)、そのテイストの差異を楽しむのもまたオツなもの。特にロベルト・シルバのザックリしたドラミングは味わい深いです。曲によりシーウィンド・ホーンズも活躍しています。
いかにも灼熱という感じのギラギラしたジャケットも印象的。
George Duke "Brazilian Love Affair"
メル・ブルックス初監督作品のリメイク。いうまでもなく最近ブロードウェイで大ヒットしており、今となってはそちらの映画化という色彩が強い。当然舞台など見ていないので、オリジナルとの比較しかできませんが。

落ちぶれたプロデューサーが、決してヒットしえない駄作舞台をわざと制作して出資金を着服しようとするというストーリーの骨子はそのまま。物語の細部や人物設定でマイナー・チェンジが施されており、エンディングも微妙に変わっていますが、基本的には過去作とほぼ同じ作り。ただし、今回はミュージカル仕立てです。各登場人物のキャラの濃さに関してはオリジナルに軍配という感じでしたが、本作の方がエンタテインメントとしてはより一般受けする出来映えなのかな。
元々ジーン・ワイルダーが演じていたヒステリー会計士には今回マシュー・ブロデリックがキャスティングされており、完璧にワイルダー路線を踏襲しています。見る前はあまりイメージが湧かなかったのですが、予想外にハマった配役でした。プロは大したものです。
それにしても、監督デビュー作(これ自体、当時既に評価を受けていた)が長い年月を経て再び大脚光を浴びているメル・ブルックスの人生は、まこと幸福なものだと思います。もはや「プロデューサーズ」は彼のライフワークですね。単なるいちコメディアンに留まらぬブルックスの総合的エンタテイナーとしての資質が結実した作品です。
尚、エンド・ロールの後で短いオマケ映像が流れるので、決して途中で席を立たれませんよう。
冷凍今川焼きばかり食べ続けていたところ、さすがに飽きが来ました。しかし、丁度良いタイミングでカスタード味を発見したので、徐々にそちらに移行しつつあります。
昔はあまりカスタード・クリームは好きではなかったのですが、気付いたらいつの間にか好きになっておりました。最近味の好みが変化している様子で、マヨネーズも嫌い→好きに変化。ちょっと良くない傾向です。

と言いつつ、今日もカスタード味を求めて買い物に行くのであった。
1970年代にゲイリー・バートンのバンドでデビューした若きパット・メセニーも今やすっかり大御所。そのメセニーを招き、チック・コリア、ロイ・ヘインズ、デイブ・ホランドと言ったもっと大御所な人達を集めて作られたストレート・アヘッドな90年代作品。タイトル曲がカッコいいです。チックの名曲"Windows"が演奏されているのも嬉しい。ロイ・ヘインズ、録音当時いったい何歳だったのかよく分かりませんが、流石の名人芸。パーカーとプレイしていた人が今も現役というのはえらいことですね。
Gary Burton "Like Minds"私はビブラフォンの入ったレコードが好きです。熱いのにクールな楽器だと思います。特にバートンのプレイは知性的で好み。
私も自分のアルバム等でたどたどしいバイブを演奏したりしている訳ですが、家人にバートンのCDを聴かせたところ、「とても同じ楽器とは思えず驚いた」という素敵なコメントをもらいました。
ミルトン・ナシメントとロー・ボルジェスの共同名義で1972年に作られた世紀の大傑作。主にミルトンとローが曲を書いてリード・ボーカルも分けあい、Wagner Tiso、Beto Guedes、Robertinho Silva、Toninho Hortaなどミナスの代表的ミュージシャンがバックを務めて珠玉の作品となっております。ロー・ボルジェスが好きなので特にローのナンバーに耳が行ってしまうのですが、いずれも良い曲ばかりです。ミルトン関連のアルバムの中ではこれが一番気に入っています。
特に1〜3曲目の流れに感動。
Milton Nascimento & Lo Borges "Clube Da Esquina"
ドラマーとしてもパーカッショニストとしても活躍するアレックス・アクーニャ。殊に70年代のウェザー・リポート時代の彼のパーカッションは素晴らしいです。従来はスタジオ盤の「ブラック・マーケット」にそのプレイが凝縮されていたのですが、2000年代にリリースされた過去の未発表ライブ集"Live and Unreleased"にはアレックスのアグレッシブなプレイが満載されていて、改めてブッ飛びました。
かなり小さい頃から仕事で叩いていたそうで、遅刻するミュージシャンのパートを一人でまかなう内に培われたという両手両足のインデペンデンスは物凄いです。音楽は曲芸じゃないんだから、という観点で言えば、本来はそういった蛸足的演奏スタイルにあまり興味はないのですが、アクーニャのそれは単なるメカニカルなパターンの組み合わせを超えた歌心が感じられて魅かれます。ああいう風に叩けたらさぞ楽しかろう、と。
Alex Acuna
あまりにも運動不足なので少しでも体調を調えようと思い、朝まだ薄暗いうちからその辺を歩いたりしています。同じく散歩している人達にも当然出くわす訳ですが、皆さんすれ違いざまに礼儀正しく挨拶をされます。日中、あるいは夜間ではあり得ない事で(夜中に行きずりの人から挨拶されたらコワイです)、慣れないうちはなんとも不思議な感覚でした。早起きして歩き回る人々の間には、何か一種の共犯意識の様な物が芽生えるのかもしれません。

フローラ・プリム(最近はフローラ・プリンとも表記されるようです)のアメリカにおける1stアルバム(多分)。彼女のアルバム、特に70年代の物はどれも好きです。Return to Foreverでも演奏されていた"Light As A Feather"がここでも取り上げられており、途中で4ビートになる場面など非常にスリリング。全編を通じてジョージ・デュークの鍵盤がまた素晴らしく、シンセ、エレピともに彼のベスト・プレイのひとつではないでしょうか。
Flora Purim "Butterfly Dream"フローラはパーカッションもとてもうまくて、アイアート(フローラの夫のパーカッショニストです)がここはこれを叩け、ここではこうしろと指示しなくても、楽器のチョイスも含めて的確なプレイをするそうです。(Return to Forever時代の逸話。)
フローラ&アイアートのバンド、まだ生で見たことがないので、機会があったら是非聴いてみたいものです。
先日、Lampのサポートで演奏してきました。場所は都内某所のライブハウス(クラブ?)で、ここで演奏するのは11年振り。11年前は当然今より11歳若かった訳で、この11年の間に自分がはたして進歩したかというとその歩みは亀の如く遅々としており、牛の如く悠長でありました。
同じ時間を過ごしても、短期間でグングン伸びる者もいれば、倍の手間暇をかけてジワリジワリと物事を体得していく者もいる。(私は後者です。)次の11年でどこまで成長できるでしょうか。

などとゴチャゴチャ言っていますが、演奏は楽しかったです。広いステージは伸び伸びプレイ出来て良いですね。Lampは近々レコーディングも控えているようで、及ばずながらも貢献できればよいと思います。曲作りに対する姿勢など見習うべき点や共感する点が多く、日頃から大きな刺激になっているのです。
バンドの核メンバーであるピアノのライル・メイズ、ベースのスティーブ・ロドビーを残してガラッと構成員が変わった新生パット・メセニー・グループ(PMG)の2002年作品。特に、ボイスで参加しているリチャード・ボナの存在が目を惹きます。PMGには過去にペドロ・アズナールというアルゼンチン人の名ボーカリストが在籍しており、ファンの間では今尚その人気が高いという事でボナの参加には賛否両論があったようですが、私自身はそれまで全くボナのボイスを聴いた事がなかったためになんの先入観も持たずにすみ、スンナリと彼のボーカルを楽しめました。実質的にこのアルバムのみで脱退してしまったのは残念。元々期限付きで参加するという契約だったそうです。(ちなみに次作の"The Way Up"のレコーディングにはボーカル等でチラッとだけ参加しています。)
Pat Metheny Group "Speaking of Now"前作の「イマジナリー・デイ」でガッチリ作り込む路線を突き詰めた感があったのか、本作はアコースティック回帰とも言えるナチュラルな出来映え。ボナのボイスが冴えるバラード調の"You"からポップなサビが印象的な"On Her Way"への流れが大好きです。
Bill Summersはハービー・ハンコックのヘッドハンターズのパーカッショニストだった奏者です。
シェケレにかなり拘りがあると見えて、ヘッドハンターズのライブ盤「洪水」ではシェケレ・ソロを繰り広げ、アルバム"Head Hunters"の裏ジャケ写真でもシェケレを抱えています。また、90年代末にヘッドハンターズが再結成された時の来日公演でもやはりシェケレ・ソロをやっていました。

近年は自己のグループ"Los Hombres Calientes"で活動しています。音楽に対して非常に真面目な人らしく、バタ・ドラムで伝統音楽を演奏したアルバムを出したりとかなり研究熱心に見受けられます。大体パーカッショニストにはそういう求道的な人が多いようですね。

スティーブ・マーティン主演のリメイク版が公開予定のピンク・パンサーですが、元々クルーゾー警部を演じていた名優ピーター・セラーズ亡き後、クルーゾーの隠し子が主人公となった「ピンク・パンサーの息子」が1993年に公開されていました。(日本では未公開。ビデオは出ていましたが未DVD化だと思います。)
主演はロベルト・ベニーニで、イタリア人だけにオペラが大好きというベタな設定。彼がクルーゾー譲りの才能(?)を発揮して、超無能にも関わらず手柄をたててしまうといういつものパターンです。ドレフュス警部やケイトーなどの懐しい常連出演者も軒並み顔を揃えており、シリーズ第一作「ピンクの豹」でヒロインを演じたクラウディア・カルディナーレもベニーニの母親役で出演するというサービス振り。この「ピンク・パンサーの息子」は、シリーズ中ではファンからかなり冷ややかに見られている作品の様ですが、それまでの総決算的な意味も含めて私は非常に気に入っております。
オープニングで流れるマンシーニ作曲の有名なテーマ曲は、ボビー・マクファリンのボイス一人多重録音バージョンになっています。

アル・ディメオラが好きなどと公言すると馬鹿にされる風潮が時に見受けらるようですが(リー・リトナーも同様)、私は好きです。70年代の猪突猛進体育会系早弾き時代も良いですし、90年代に彼が傾倒したアコースティック路線も良い。この「エレガント・ジプシー」には、ディメオラに負けず劣らずスピード感一杯のアンソニー・ジャクソンのエレベ、ギター・サウンドのシミュレーションに命を懸けたヤン・ハマーのシンセサイザー、サンタナ・バンドにも在籍したミンゴ・ルイスのコンガなど濃ゆい面々が結集して濃密なサウンドを具現化しています。
収録曲は以下。
1.リオ上空
2.真夜中のタンゴ
3.地中海の舞踏
4.スペイン高速悪魔との死闘
5.ローマの貴婦人、ブラジルの妹
6.エレガント・ジプシー組曲
南米もしくは地中海の匂いがすればなんでもいいや、という感じがしないでもないですが、見事にコンセプチュアルなタイトルが並んでおります。現在発売されているCDでは全てカタカタ・タイトルに変更されていた様に思いますけれど、それにしても「スペイン高速悪魔との死闘」には驚いた。原題は「レース・ウィズ・デビル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ」で、多分スペインのハイウェイを走っていたら物凄く速い奴に追い抜かれたという様な経験がバックグラウンドにあるのかとも思われますが、邦題の方には何かワケの分からん「高速悪魔」と闘っている感じが漂っていてファンタスティックです。実際は「スペイン高速、悪魔との死闘」なんでしょうけれど、どうしても「スペイン、高速悪魔との死闘」(笑)と読めてしまうので。
Al Dimeola "Elegant Gypsy"
レンジでチンするだけで食べられる今川焼きにハマっており、毎日のように食べています。今日も食する予定で、今から楽しみです。甘いものばかり好きで、あまりよくないとは分かっているのですがこればかりは…。

自身のGRPレーベルの所属アーティストを率いてデイブ・グルーシンが1980年に大阪で行なったライブの実況録音盤。トム・ブラウン(tp)、デイブ・バレンティン(fl)、ボビー・ブルーム(g)等、当時のGRPからリーダー作をリリースしていた面々がフロントでプレイしています。一曲目の"Modaji"ではボビー・ブルームの入魂のソロが炸裂。もっと聴きたいところですが、彼のソロはアルバム中では残念ながらこの一曲のみ。デイブ・バレンティンをフィーチャーしたナンバーでのフルート・ソロも熱い熱い。
バディ・ウィリアムス(ds)〜マーカス・ミラー(elb)のコンビネーションもバッチリです。(当時のGRP作品では、しばしばこの二人が登場します。)バディ・ウィリアムスのドラミング、昔はあまり興味がなかったのですが、今聴くと堅実で的確で音楽的で、ものすごく良いです。
惜しい事にこのアルバム、CDはレアでかなり入手困難。中古を見掛けたら逃さずお求め下さい。
Dave Grusin and the GRP All-Stars Live in Japan
外国語をやろうと考えるきっかけは人によって様々だと思います。ある国の事が好きで好きでたまらなくて、いつかは永住したいとさえ思っている人。その国の映画や音楽に興味があって、より深い作品の理解に役立てたいと思っている人。旅行が好きで、しょっちゅうどこかに出掛けている人。単純に仕事に役立てたい人。原語の文献にあたりたい人。
自分の場合は、どうも上のどれにもあてはまらないようです。習得過程がただ楽しいというだけの理由ですので、激しく手段が目的化していますが、まあ面白いので良しとしましょう。ちょこちょこっと学習用CDを聴くだけでも、何か非常に有意義な時間を過ごしたと思い込めるのが語学学習の素晴らしいところです。とは言え、最近は日々のノルマをクリアしていないので、ここで息切れしないように頑張ります。
4月はテレビやラジオの語学講座が新規開講し、自分もちょっとは真剣にやらねばと心を入れ替えさせられる季節でもあります。

フランコ・ゼフィレッリ監督の1968年作品。敵対するモンタギュー家とキャプレット家の間で引き裂かれる若い二人の悲恋物語。私は1979年のリバイバル時に「ある愛の詩」との併映で観ました。まだ劇場で映画を見始めて日が浅かった事もあり、映画という媒体そのものへの興味と物珍しさも手伝って、物凄く感動したのを憶えています。それにしてもまあオリビア・ハッセーの美しい事。
「ロミオとジュリエット」の映画化は何度もされているようですが、熟練を要する主役の二人にはベテラン俳優(つまりオッサンやオバサン)が起用されることが多く、主人公と同年代の十代の役者が使われた本作は当時画期的だったそうです。そう言う意味では、数ある「ロミオとジュリエット」の中でも、瑞々しさという点ではこの作品が群を抜いているのではないでしょうか。ニーノ・ロータの音楽もまた素晴らしい。彼の代表作のひとつだと思います。
オリビア・ハッセーはアルゼンチン出身で、英語の訛りを取るのに非常に苦労したそうです。

そう言えば、DVDやビデオが普及して以降は過去の映画がロードショー公開されることもほぼなくなり、「リバイバル」という言葉も死語になった感がありますね。
ジョンスコが「
鯔背」に続いてリリースした作品。デニス・チェンバースのファンク・ドラムが炸裂しています。
John Scofield "Blue Matter"デニチェンのドラミングがジャズ・ファンのドギモを抜いたという事でも記憶に残るアルバムですが、見逃せないのはキーボードのミッチェル・フォアマンの確かな仕事振り。シンセイサイザーでのカラフルなバッキングから流麗なエレピ・ソロまで、アルバム全体の色彩感を決定づける重要な役割を担っているという印象。何曲かで故
ドン・アライアスもパーカッションを叩いています。
新年度を迎え、皆さんお忙しいと思いますがお元気ですか?
うちの最寄り駅には大学があるので、この季節になると駅前に多くの新大学生が溢れます。自分も学生時分には同じ街に通っていた身なので、色々な意味でかなり感慨深い光景です。そういった中、道の真ん中にまで溢れだす学生達はハッキリ申し上げると運転の障害になるのですが、それでも無闇にクラクションを鳴らしたりなど致しません。せいぜいエンジン音で威嚇する程度です。

PMレコードの公式サイトにはストーン・アライアンスの過去の映像がアップされています。(ストーン・アライアンスは、ドラム/パーカッションのドン・アライアスとベースのジーン・パーラが中心となり、主に70年代を中心に活動したバンド。)
http://www.pmrecords.org/stonealliance.shtmlここで見ることの出来るのは1976年から80年にかけてのライブの模様を収録したビデオクリップで、どれもこれもあっという間に終わってしまうのがただただ残念。80年の映像では、後姿だけですが今は亡きケニー・カークランド(p)の姿も見られます。勿論ドン・アライアスはドラムにコンガに元気一杯です。

同じページでストーン・アライアスのアルバム収録曲のmp3試聴も出来ます。
約10年前、大阪ブルーノートに来たドン・アライアスから貰ったサインです。

そうそうたるジャズ・プレイヤー達がバックを務めているということでジャズ・ファンにも人気の高いジョニ・ミッチェルの70年代のライブ盤。ドン・アライアスはドラムとコンガで活躍しています。パーカッション奏者として知られる彼はドラミングの方もまた素晴らしく、そのシャープなリズムはその辺のドラマーにはマネの出来ない唯一無二の物。アルバムには丸々一曲コンガ・ソロも収められており、彼のプレイを堪能するには絶好の一枚です。
尚、自分でそんな事を言っていながらなんですが、このアルバムの本来の聞きどころはジャコのベースでもなければメセニーのギターでもなく、ジョニの歌&曲ですので念の為。
ジョニの横顔とドラムに向かうドンの姿がオーバーラップしたライブの一場面の映像がジャケットになっています。
Joni Mitchell "Shadows and Light"